寒くなるのだと思ってたら…

今日は生まれて初めて献血に挑戦しました!いや、宣言するほどのもんじゃないんですけどね。貴重種のAB型でありながら、今まで決心がつかずに避けてきたのです。ホントは今日もあまりやる気はなかったのですが、街頭勧誘の熱いお兄さんの熱意にアテられて24歳にしてデビューですよ((( ;゜Д゜)))ガクガク

まず簡単な病歴アンケートに答えて、続いてものすごく早口のお医者さまに問診を受けます。
「Q.海外旅行へは行きましたか?」
「A.はい。SARS全盛期に台湾へ
「Q.不特定多数の異性と性的関係を持ちましたか?」
「A.不特定多数にこだわる理由は?特定多数ならOKなのですか?」
質問を質問で返してどうする、とか思うなかれ。気になることは聞いておくのが僕の流儀なのです。

さて、問診も無事(?)にパスし、いよいよ献血バスの中へ。思ったほど消毒臭くないのですね。もっと耳鼻咽喉科みたいにイソジン臭いのかと思っていたのに。むしろ快適♪問診後にもらったアクエリアスを飲みながら、車内ではまず左腕を使って、極細針で少量の採血。血液の粘度と血液型の確認をするそうです。ここであまりにドロドロだったり、また逆にサラサラ過ぎたりすると献血は出来ないそうです。ちなみに僕の血液の粘り具合は「医者好み」だそうです。…それってどういう意味ですか?ねぇ…(゜д゜lll)

「医者好み」の血液を持つ僕は、バスの最後尾にすえ付けられたリクライニングシートへ。ピンクの看護服を着たちょっと、いや、だいぶ矢田亜希子似の新里さんが素敵な笑顔で対応してくれます。
新里さん「大丈夫ですよ〜(´∇`)私は何回も注し直したりしませんからね♪」
それを聞いて安心しました。よく脈にうまく注せずに何度もプスプスやられた!という不幸な被害者のお話を耳にするので。ぜひとも一撃必殺でキメて下さい!いや、必殺じゃダメか (;‐ Δ‐)一撃必中でお願いします!
新里さんの言葉にいくぶん緊張をほぐされ、いよいよ採血へ。針を注す瞬間は見ないと決めていたのですが、男の子たるものそんな弱気でどうする!意を決して針を見ると………太っ!!!さっきの針を4本束ねたくらい太いじゃん!ジーンズ縫えるよ!目で必死に採血中止を訴えるも「細いの使うとドロドロ気味の人の場合、赤血球が壊れちゃうんですよ〜♪」と新里スマイル。スマイルを崩さぬまま針を腕へと近づけていく新里さん。さすがプロ。でもそれがかえって怖いって!(x_x)
いや〜、ヤメテェェェェェェ!しかし魂の叫びは誰の耳にも届くことはなく、ついにプッというイヤな音とともに!!
「痛くありませんか?」と聞かれて「痛いに決まってるじゃん(泣)」とか言おうと思ったのですが。…あれ?そういえば思ったほど、と言うか注された瞬間のほかに痛みはない。お?おお?痛くない!腕に付いたゴムチューブからはドンドンと赤黒い静脈血が吸いだされているけど、痛くはない!すごい!素晴らしい!ヽ( ´▽`)ノ
痛くないと分かると途端に元気になるみつる。現金ですいません…。元気になると探究心が頭をもたげます。
みつる「意外と血が黒い…」
新里さん「静脈血って言って酸素の運搬などの役目を終えたあとの古い血だからですよ」
みつる「映画では失血すると『さ、寒い』って言うけど、実際にはむしろ熱い気がしますね」
新里さん「血を抜くと血液の流れが早くなるから、それで運動したときみたくポカポカしてくるんですよ」
いや〜、ホントにいろいろ勉強になりました。初献血記念に写真も撮ってもらっちゃいました。そんなわけで今日の写真は「血を抜かれるみつるの腕」です(笑)

【まとめ】
400mlも抜かれてフラフラになるかと思ったけど、全然そんなことはなく。採血後はクッキーもジュースもドーナツも食べ放題♪おまけに血液検査までしてくれて結果を郵送してくれるとか。献血ノートも作ってもらったし。それによると3ヶ月したらまた献血しても良いそうです。次回は来年1月だ!( `∀´)ノ