収入>支出=金持ち!じゃないの?

台風すごいですねぇ。写真は車から見た外の様子とmyメガネ( @.@)∩
さてさて。今年は今日までの段階で、日本列島に上陸した台風がすでに10個にもなっているわけで。日本損害保険協会の試算によると、風水害に伴う業界全体の保険金支払額は、集計が済んだ9月上旬までの大規模災害を合計しただけでも約3680億円!これにさらに未集計分を含めると4000億円を超えるのは確実!なんだそうです(((( ;゜Д゜)))ガクガク
ちなみに保険業界の例年の保険金支払額が300億〜400億だそうですが、もはや想像も出来ないくらいの数字ですね。
そんなわけで、今年は台風ラッシュのおかげで各損害保険会社もさぞ大変だろうと、新聞各紙が「ザマミロ」的に報じていますが。じつはそうでもないみたいです( -∀-)
損保協会に加盟する国内24社は2003年度、火災保険だけで合計1兆4700億円もの保険料を集めていますが、実際に支払った保険金は火事を含めて3100億円だけ。今年の保険料の徴収額も「平年並みを確保」したそうですから、相当持ってますよ(笑)これだけ収入があれば、4000億円程度の上乗せが来ても、じつはそれほど痛くはないのです。
しかも損害保険業界には、巨大災害に備えた「異常危険準備金」という名の1兆3000億円を超えるヘソクリ*1でがあり、一丁事あらば、そこから保険金を支払うことになっているのです。支払額の歴代1位である91年の台風19号のときですら、実際に支払われた損害保険金は5679億円といいますから。まだまだ余裕があるのです。保険業界にお勤めの方というのは相当の貯め込み上手と言えますね。見習いたい(*´∀`)
これだけ稼いでるのに「お財布が淋しいっ!(|||゜Д゜)」とか言われちゃうと、自分がとてつもなくビンボーに思えてしまう台風の夜。

*1:大手6社の火災保険と自動車保険向けの同準備金の合計。