意外と偉大!?小泉純一郎首相。

郵政民営化が難航しているところへ、イラクでの邦人人質事件。そして台風と山古志村の震災。大好きな六本木シネマで映画を観る暇もありませんね、小泉首相
ところで近頃では、昼間の東京でもだいぶ寒さを感じるようになってきました。バイクを駆る手もかじかんできて、そろそろ新しい防寒グローブが欲しいです(なんだ、また物欲かよとか思わないように)。こう寒くては、ついつい早く帰りたい一心でスピードを上げ気味なわけで。都内を走るときは、いつ捕まるかとビビリ通しなみつるです(((( ;゜Д゜)))ガクガク
ちなみに、日本では毎年約800万件交通違反が検挙されているそうです。運転免許の取得者はすでに約7800万人を超えているので、10人に1人は捕まっていることになりますよね(;´Д`)
更にオドロキなのは、その反則金。なんと年間900億円もの反則金を、僕らはお国に納めているそうです!運転者ひとり当たり年間1154円の追加納税ってことですね。それにしても、この金額はここ10年ほど保たれている水準だそうですが。保たれてるとか言われちゃうと「やっぱりノルマがあるに違いないヽ(`Д´#)ノ」という狂信的なまでの確信に満ちた“伝説”が存在するのも納得できようものです。
そんな交通取締りについて、今日のYahooニュースでこんな記事を見かけました↓

11月1日から施行される改正道交法。運転中に携帯電話を手に持って通話やメールすると取り締まりの対象になり、違反者には罰金が科せられるが、東京都など一部地域では“ヘッドセットやイヤホンを使う”のにも注意が必要だ。
道路交通法の71条は、「公安委員会が必要と認めて定めた事項」は、守らなければならないとしている。各都道府県には公安委員会が存在し、それぞれの交通事情に応じて禁止事項を定めている。東京都の場合、遵守事項の第8条第3号に「高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと」という条文がある。
遵守事項違反は取り締まり対象となるため「東京都ではヘッドホンやイヤホンを付けて通話すると、捕まってしまうのではないか?」と懸念する声も上がっている。

なるほど、この懸念には僕も激しく賛同します。では、この「グレーゾーン」について警視庁はどのような解釈をしているのかと言うと(以下記事抜粋)

「運転中にイヤホンを付けていたからといって、即、取り締まるわけではない」(警視庁広報)としている。ただし「“付けて通話を行う”行為が、危険な運転につながった場合には、取り締まり対象になる」という。

「なんだ、そりゃ!?」と思わず叫んでしまいたくなる見解ですね(;´∀`)これでは「警察は気まぐれで取り締まりをしている」「やっぱり警察の交通取り締まりは汚い!」、と国民に罵られても仕方ない気もします。そして結局はこの“伝説”に回帰してしまうのでしょう。「やっぱりノルマがあるに違いないヽ(`Д´#)ノ」
このような国民の疑いを払拭すべく警視庁は、昭和42年(1967年)8月1日、以下のような警察庁依命通達を出しました↓

いわゆる点数主義に堕した検挙のための検挙、あるいは取り締まりやすいものだけを取り締まる安易な取り締まりに陥ることを避けるとともに、危険性の少ない軽微な違反に対しては、警告による指導を積極的に行うこととし、ことさら身を隠して取締りを行ったり予防または制止すべきにもかかわらず、これを黙認してのち検挙したりすることの無いよう留意すること。

…だそうですが。コレのどこをどう信じろと?今だって「ネズミ捕り」とかやってるじゃないですかヽ(`Д´#)ノ
さらに19年後の昭和61年(1986年)10月21日の通達では…

  • 取締りの適正な実施:取締りに当たっては、取締りのための取締りとなることのないよう特に配慮すこと。
  • 指導教養の徹底:取締りの場所、時間帯、内容、取締りに当たっての応接態度等について指導教養を徹底し、適正、妥当な取締りが行われるよう努めること。

「お上」からの通達は官僚に好まれないってのは、世の習わしですか?ベトナム戦争撤退の命令書が、軍族の反発でなかなか実行されなかったという故ケネディ元大統領の苦悩がしのばれますね(;´ロ`)
はっ!官僚にあれだけ猛反対されてなお、郵政民営化を推し進めている小泉首相って意外にスゴイ人なのではヽ( `∀´)ノえ?それは気のせい?


オ・マ・ケ♪→反則金なんて払いたくない人たちへ捧げます。