もう、何がなにやら…

130年前の火事、やっと鎮火(中国)
100年以上前に中国の炭田で発生した火が、最近になってやっと鎮火した。
この火災の消火活動費は、過去4年だけでも1200万ドルにも達する。また、新華社通信の伝えたところによると、この火災で毎年180万トンの石炭が焼失。地元の歴史家の話だとこの火事は1874年に始まったものだという。
この炭鉱火災による環境への影響も深刻で、燃焼した石炭から発生した有害なガス(一酸化炭素および硫黄二酸化物を含んで)は10万トン、灰も4万トンにも上る。 

アメリカンフットボールの試合が始まったのが1874年だといいますから。この火事の歴史は、そのままアメフトの歴史なんですねぇ(*´∀`)
いや〜、それにしても毎年毎年180万トンもの石炭が焼失するなんて、ちょっと想像できないですね。ちょっと身近な数値に置き換えてみましょう。
石炭と言えば汽車。実際に国鉄で使われていたR型蒸気機関車*1は、最高速度は50km/h。1km走るのに必要とされる燃料は、石炭が12.6kg、水が101リットルだったそうですから。今回焼失した石炭があれば…
地球の周りなら3571周と半分、月までなら186往復できる*2計算になりますねΣ(゜ロ゜ノ)ノ
さらに、その大旅行の間に消費される水の量は約144億リットル!日本は年間に72億リットルのビールを消費する、世界第5位のビール大国ですが。その倍の量の水が、空へと還るわけです。う〜ん、余計にわからなくなりました(笑)どちらにしろ、ものスゴイって事ですね(*^ー゜)b
*計算はいい加減です。あしからず。

*1:1901年に米国で製造され、1969年まで旅客用機関車として使用されていました

*2:地球の外周は約4万km、月までの距離は約38.5万kmです。