2倍速で「人間としての尊厳」を考える。

*例によって2倍速鑑賞ですヽ( `∀´)ノケラケラケラッ

バティニョールおじさん

ジェラール・ジュニョー 
ジュール・シトリュック 
ミシェル・ガルシア 
ジャン=ポール・ルーヴ

みつる的評価 

Amazonで見ちゃう
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舞台はパリ。平凡で冴えない肉屋のおじさんは、ある日からナチスに連行されたユダヤ人医師の息子をかくまう事に。そして、常日頃からナチスに反感を抱いていた肉屋のおじさんは、少年をスイスへ逃がすことを決意するのでした。
…なんて書くと、すごい人間の出来た偉人のお話のように感じるかも知れませんが。肉屋のおじさんは普通に「とんだ厄介ものを背負い込んだ!」と言うし、「出来ることなら安穏と暮らしたい」とも願うのです。それでも、おじさんは少年を助けます。それは人として当たり前の姿で。それでいて当時、もっとも示しにくい「人としての心」だったのではないかと、僕は思います。
いわゆる「面白い映画」ではありませんが。「やさしさ」の意味について考えたいときになどにオススメの作品です( ^▽^)
[余談]フランス人の名前ってなんて素敵な響きなんでしょう!べつにフランス語が美しい言葉だとは思っていませんが、フランス語の人名は好きです。