「おもさげながんす(訳:申し訳ありません)」

Non*ちゃんから借りた浅田次郎の『壬生義士伝・上下巻』を読了〜☆
自他ともに認める遅読のみちるが、一冊あたり通勤5往復で読み終えてしまうほど、読むほどに続きの気になる作品です。

主人公は、文武に秀で、優しく強い、しかしどうしようもなく貧乏な侍。
脱藩者の汚名をかぶって新撰組に入り、維新志士の命を家族を養う銭に替える生き様(死に様)を描いた作品です。
泣ける場面が幾度もあって、愛の姿にハラハラと涙がこぼれます。

壬生義士伝 下 文春文庫 あ 39-3
壬生義士伝 下   文春文庫 あ 39-3浅田 次郎

みちる的評価
starsただただ人として
starsかばいあい 男の立てあい
stars唸ってしまう作品
stars「おもさげながんす」の言葉が頭に残る

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