切られる電話…切ないキモチ。

台風16号が日本縦断の旅に出て高知県あたりで猛威をふるっている。ニュースで見る観覧車は停止しているのに、そこに付いているゴンドラたちは体操選手よろしく「大車輪」をかましていたりする。こえ〜(((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
==============================================

閑話休題
11月あたりに一族そろって旅行に行こうという計画がある。(押し付けれるようにして)幹事に就任した父は、今夜もその旅行計画の草案をFAXしようと奮闘するのだ。


原稿をセットし、千葉のアキラ叔父さん宅の番号をダイヤルする父タケシ(56)。間髪入れずに受話器を取るアキラ叔父さん。
「いや、FAX送るから電話に出ないで…」

一旦電話を切り、再びアキラ叔父さんへFAX送信を試みる父タケシ。またも間髪入れずに受話器を取るアキラ叔父さん。
「…しばらく外へ出てなさい」

また電話を切り、またまたアキラ叔父さんへFAXを送る父。それを見守る息子(僕)。
………ドキドキ………ドキドキ…………
今度は向こうで受話器を取らない。よしよし(^ー^)もしかしたらホントに外に出ているのかもしれない(笑)まぁ、どっちでもいい。FAXはつつがなく送信されてゆく。それが一番大事。
FAXがピヨピヨと鳴いた。送信完了の合図だ。かなり安堵。やれやれ(-_-;)


RRRRR…!
5分ほどして我が家の電話が鳴った。たぶんアキラ叔父さんからだろう。
クソッ、FAX送信にシクったか?

電話は鳴り続ける。けれども父タケシは今トイレにお籠もりさんしているのだ。しかも、どうやら今まさに佳境に突入しているらしく、トイレの扉は堅く閉ざされたまま開く兆しを見せない。きっと扉の前で宴会をしても開かないだろう(天の岩戸じゃないって^^;)仕方ない。暇なので僕が出よう。

僕『は〜い、もしもし〜?』
アキラ叔父さん『え?…あ、間違えました<ガチャ>』
………………ツー、ツー、ツー………………

なんですと〜!?(怒)
すると突然、父タケシの携帯が着信を告げる雄叫びを上げた。
♪〜はじめて〜の〜チュウ♪君とチュウ〜♪ byコロ助

携帯の画面を確認する。たしかにアキラ叔父さんからだ。

僕『は〜い、もしもし〜?』
アキラ叔父さん『え?…あ、間違えました<ガチャ>』
………………ツー、ツー、ツー………………

をいをい(怒)なんかすごくイジメられてる気分になってきた(;_;)


さぁ、はたして今夜中にFAX送信は成功するのだろうか?まだ浦和や山梨にも送らなくちゃならないぞ!頑張れ、父タケシ!息子は温かく見守っているぞ〜☆
[追伸]僕はもう電話には出ないゾっ( `Д´)/