もうすぐマロン♪マロン♪とみんなが騒ぎ出す時季ですが。。

今日は海計画も潰れて暇だったので、両親をかねてより行きたがっていた岩蔵温泉郷にある石釜焼きのパン屋さんに連れてってあげました。たまの親孝行です。その帰り道。見るとおびただしい数の落ち栗があるじゃないですか。両親は嬉々として立派な落ち栗を拾っておいででした*1(;´Д`)そばに立つ「不審者に注意!」の看板が見えませんか〜?


ところでみなさん栗のことを「マロン♪マロン♪」って呼んでますけどね、正しくは日本の栗はマロンではないのです*2
「マロン」とはフランス語で[marron]と書き、イガの中に種子(栗)が1つだけ入ったものを指す名称で、1つのイガの中に複数の栗が入っている一般的な栗は「シャンテーニュ(Chantaigne)」と呼ばれます。ファッション業界で栗毛色をあらわす、「シャタン」や「シャテーヌ」という用語もここから来てるそうです。


ちなみにWEBで調べたらこんな資料もありました↓

マロンとは、もともとはパリの街路樹として有名な「マロニエセイヨウトチノキ)」の実のことを差していたようです。
やがてこのマロンに似た栗の実のこともマロンと呼ぶようになったと考えられています。
あの「マロングラッセ」も古来はマロニエの実を用いていたそうです。「グラッセ」とはフランス語で「氷/凍らせた」と
いう意味の「グラス」が語源となっていて、氷のようにツヤツヤした栗のお菓子なのでマロングラッセと呼ぶようになった
そうです。逆にマロングラッセが有名になったために、その後「グラッセ」には「焼き色をつけて煮た」「糖衣をかけた」
という意味も生まれたそうです。

栗嫌いの僕にもマロニエの実を使ったマロングラッセなら食べられそうです(´〜`)
それにしても新しい意味まで作り出すとは…恐るべしマロングラッセ!恐るべし、フランス人の食欲(笑)

*1:僕は栗とメロンが好きくないのです。だから当然拾いません(・へ・ )

*2:栗は各国によって品種が異なり、欧州栗・アメリカ栗・中国栗・日本栗などがあります。マロングラッセなどに入ってる栗はイタリア産のものが多いそうです。