栗を撒く男

先日バイクで出かけた奥多摩湖畔で山栗を拾ったのです。普通にスーパーで見かける栗とは違ってとても小さい。でもちゃんとイガの中には綺麗な栗色の種子が入っていて*1、「俺は栗だせ。ちっちゃいからってナメんなよ」って言ってるみたいで。なんとなく30粒ほど誘拐してみました。
ホントは家の庭にでも埋めてやろうと思ったのだけれど、大好きな藤すらちゃんと育たない不毛な庭に時間のかかる栗の樹が育つとは思えず。また、育ったら育ったで、キライな栗ご飯が食卓に上る可能性もあり*2、それはそれで恐ろしい未来なわけで。そ〜いった諸所の理由により、拾い栗は近所の通称「ドングリ公園」に埋めることに。ドングリが育つ環境なら栗も育つでしょう。いつか都会じゃ見たこともないような小さな栗の実が採れるようになるのかな。そうなったら素敵だと思います。

P.S.
そういえば近所でも有名な餃子屋さんに「栗林(くりばやし)」というのがあった。中学時代は「クリリンの餃子」として大人気だったなぁ。まだお店はあるだろうか?

*1:栗は食べないけど色艶は好きなのです。

*2:みつる家はおかずは各自で好きなものを作るが、ご飯は共用なのです