日記]犯行予告的日記。

只今、ラブホテルのロビーに設置されてるノートPCからblogを更新しているわけですが。そ〜いった「情事」のお話には一切なりませんので、悪しからず。

そもそも、なんでこんな所にいるのかと言うと…「いま府中に着いたから飲むゾ」との人権を無視した召集勧告を受けたのが深夜3時。相手は妙齢の乙女ですし、結構美人でもありますから、電車もないこの時間に放っておくわけにもいかず。結局3時過ぎから晩酌の供を仰せつかることに。
話題は主に、彼女の「4年も付き合ってる不倫相手*1が浮気しやがった〜っ!!」という憤激リポート。それを、おしゃぶり代わりの酒瓶で制しつつ、「そもそも不倫してる時点で、すでに浮気してるじゃん」とか思ったけど。それが「火に油を注ぐ」結果となるのは、それこそ「火を見るより明らか」だったので自粛。
その後、彼女の怒りの矛先は世の男性諸氏に向けられ、「男って股を濡らしてくれる女が目の前にいたら、手を出さずにいられないわけ!?愛してなくてもセックスできるってホント!?」と息巻いたかと思うと卒倒。まさに「散った」とか「燃え尽きた」という表現がピッタリの飲みっぷりでした。
まぁ、彼女の波乱万丈の人生はともかく。当面の問題は、この酔い潰れた元乙女をどうするか?です。こんなお酒臭い子を当家に連れ帰って寝かすのは気が進みません。仕方ないのでタクシーを呼んでもらい、近所の『ホテル 赤い靴』へ。金曜の晩ということで空いていた最後の一室は、7色に光るジャグジーに、お着替えセット、実用には向かない形のソファーや、磔台までもが満載。どうせどれも使わないんだから部屋代を割り引いて、というのが本音。
とにかく洋服の上にホテルの浴衣を着せてからスカートだけ脱がせ、濡れタオルで簡単にメイク除去。髪にブラシをかけ、ジャケットとスカートはハンガー。枕元にエビアンを置き、彼女を眠るのを見届けて、今はこうして1階のロビーにいるわけです。
ここまでやらせて明日(もう今日?)、もし彼女が1つでも文句を言おうものなら、迷わず府中の森公園に埋めます!

*1:父親ほども歳の離れている既婚男性です。