11月7日前半 ミラノにて
翌朝6時過ぎには起きてバスへ積み込む荷物を整理して、スーツケースは廊下に出しておきます。その隙に、ホテルの食堂で手短に朝食を採るわけですが。
ドイツも冷たいスープとパンだけだって言うけど、聞きしに勝る質素な朝食(;-J-)
あわただしい朝食のあと、バスに乗り込んで「いざ、ミラノ( ・∀・ )ノ イザ!!」です。
それにしても慌しい。
宿泊したホテルの名前すら、飛ぶように過ぎ去る車窓から確認(笑)
しばらく走ると、にわかにイタリアらしい風景に。
どうもイタリアという国は「洗車は絶対しない。縦列駐車が呼吸とおなじくらい当たり前にできるのが人間の条件」と思っているきらいがあります。
縦列駐車が「2列」になっているのを初めて目にしました( ゚Д゚)ハァ?
上の写真は、まだレベルの低い方w
この道26年の超ベテラン通訳さんに連れられて、まずはスフォルツェスコ城へ。
どうやらイタリアで観光ガイドをするにはローカルライセンスというものが要るそうで、これがないと法律違反とのこと。そんなわけで、この方はあくまで「通訳」さんなのです。この人のほかに、現地の資格を持ったガイドさんが同行しているのですが、このガイドさんは居るだけです。
つまり、「イタリアで観光ガイドをするにはガイドさんの携行が求められる」というわけですね。働けよ、ガイド・・・。
すごく地味ですね、コレ。
でも実は世界でもっとも有名・高名な歌劇場「スカラ座」です!Σ(・Д・ノ)ノ アウッ
弾丸のようなツアーはずんずん進みます。
お次は、ヴィットリオ・エマヌエレ2世のガレリア。モザイクで彩られた床に、高いアーチ。両サイドには、高級ブティックや老舗カフェが軒を連ねます。
お店ばかりのアーケードですが近年、こんな世界的な観光スポットに「住人」がいることが判明したそうです。ミラノ市長の親類だそうで、ガレリアの中心部の一番良い所*1の2階に、超低賃料でお住まいだとか。
中心部には、世界一シックなマックがあります。
そういえば、みちるは世界最北端のマックにも行ったことがあったなぁ。
中心部の床には、こんな雄牛のモザイクが。雄牛の股間のあたりがまる〜く削れているのは、ここにカカトを当てて時計と逆周りにターンすると絶倫になれるという謂れがあるから。
2年前に修繕したばかりだというのに、絶倫願望の老若男女がカカトを摩りつけるもんだから、こんな穴ポコに(|||Д゚)
もちろん夫婦でトライ(゚∀゚) パッ☆
ガレリアを抜けると、いよいよミラノの象徴「ドゥオモ」です★
アフリカ系移民がハトの餌だのミサンガだのをしつこく売りつけてきて、あやうくイタリアで人を殺めるとこでしたょ。
ドゥオモの中に入ると、外から見たときよりもその大きさと荘厳さを肌に感じます。
モザイクではなく、寄木に近い技法が用いられ、寸分たがわぬ精緻なカッティングをされた大理石がパズルのように組み合わさって、冷たい石にあたたかな丸みを加えています。
天井より床にすごさを感じました(☆∀☆)キラリン
ランチは、ミラノのレストランで「ミラノ風リゾット」と・・・
同じく「ミラノ風カツレツ」でした。
さてさて、早起きした日は一日が長い。バスに乗っていよいよ後半・ヴェローナへ・・・
*1:十字架状のガレリアのクロス部分